FPを取得するとどんなメリットがあるの?

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お金の勉強をしたいけど、なにから始めればいいかわからない。
実際勉強しても生活が変わるのか不安。

そんな人のためにFPの紹介をします。この記事では

  • FPって名前は聞いたことあるけど実際どんなことができるのか
  • 資格を取ることで生活にどう活かせるのか

本記事では上記のことを解説していきます!

FPとは?

FPの正式名称は「ファイナンシャル・プランナー(Financial Planner)」または「ファイナンシャル・プランニング(Financial Planning)です。いわゆるお金の専門家と称されます。
ファイナンシャル・プランニングとは家計の財務計画を立てるお仕事です。

『子供ができたらどれくらいお金が必要なのだろう』
『老後資金がどれくらい必要で月いくら貯めればいいのかわからない』

そんなお金に関する悩みをライフプランを立てることで明確にします。

また、税金、保険、投資、不動産、老後資金など幅広い分野の知識を学ぶことができます。
一見、お金の専門家となると難しい印象を与えますが、私たちの生活や家計に関する身近なお金を取り扱っています。

FPになるためには?

FPを取得するには大きく2つの資格があります。国家資格の『FP技能士』と民間資格の『AFP、CFP』です。
実施期間は2つあり、一般社団法人金融財政事情研究会(金財)とNPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)です。

FP技能士(国家資格)民間資格
実施機関金財・日本FP協会日本FP協会
資格3級、2級、1級AFP、CFP
取得後の研修なしAFP:15単位/2年
CFP:30単位/2年

学べる分野とは?

大きく分けると6分野に分かれています。「ライフプランニングと資金計画」「リスクマネジメント」「金融資産運用」「タックスプランニング」「不動産」「相続・事業承継」
今回は6分野について簡単にまとめています。

ライフプランニングと資金計画

FPの倫理や基本的なことなどの基礎的な分野。

FPと倫理
ライフプランニングの手法
公的保険(社会保険など)や公的年金

まずはライフプランを立てる上での基盤を作る分野になります。

リスクマネジメント

民間保険を学び、『大きな病気』や『突然の死』などのリスクに備える分野。

保険の基礎
生命保険
損害保険
第三分野の保険など

保険を学ぶことで将来に備えたリスクを抑えることができます。

金融資産運用

金融・経済の基本から金融商品について学ぶ分野。

金融、経済の基本
貯蓄、金融商品
債権、株式、投資信託など
外貨建て金融商品

ライフプランを作り、リスクを対策したあとに必要な資金計画の運用を考えます。
『自分ならどこに投資するか?』を考えながらやるといいでしょう。

タックスプランニング

所得税についての分野。

所得税
個人住民税、個人事業税

確定申告をしている方は馴染み深い分野かと思います。
会社員だと『年末調整』により自動計算されているので知らないことも。
一度自分の源泉徴収を見ながら勉強してみるといいでしょう。

不動産

不動産の売買契約や法令、税金などの分野

不動産の取引
不動産に関する法令
不動産に関わる税金

不動産購入前に知っておきたい基礎の部分です。

相続・事業継承

法定相続人とは?誰にいくら配分されるのか。
また、相続の税金にはどんなものがあるかといった分野。

相続の基本
相続税
贈与税
財産の評価など

自分の親の相続や自身の相続の時に欠かせない分野です。
亡くなってからでは対策はできないので早めに対策することが重要。

活用方法

『お金の専門家』と言われる資格ですが実際に仕事にするだけでなく、身近な生活にも活用できます。

生活での活かし方

  • ライフプランを作り将来の金額を算出する
  • 結婚、出産を機に保険に入る
  • 投資商品を決める
  • 相続や贈与の税金対策をする
  • 介護の必要な金額を知る

など日々の生活に活用できる場面は多々あります。ライフプランを作り、必要な金額を算出したら家計簿をつけて家計管理を行う。
支出を見直し将来に向けてのお金の準備ができます。

仕事での活かし方

資格を活かしライフプランナーとして副業、または本業にするのもいいでしょう。
よくある仕事としては、ライフプランの作成、資産設計のアドバイスなどです。

もし、医療従事者として普段の仕事に活かす場合なら

  • 医療費控除の内訳を知り、患者さんに聞かれた場合に答えられる
  • 介護の現状と必要な費用を計算して家族の方の悩みを相談する
  • 病態や統計的に病気を理解し、保険内容を見直す

など医療従事者の立場からでも参入できる機会は多いかと思います。
私の場合だと在宅医療の介護の現状を見ることができるので活用できる場面は多いです。

まとめ

FPはお金の勉強の入口としてはうってつけです。実際に仕事にするだけでなく生活にも活かすことができます。
また、医療従事者の場合では医療関係の資格を多く持っている方はいますが、他の業界の資格を持っている人は少ない印象です。
自分の仕事の幅を広げるにはいいでしょう。ぜひ挑戦してみてください!!

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